旅立ち

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7月5日、6日は代表・徳永寛子の通夜、告別式が都内で執り行われ
患者会スタッフは、両日お見送りをお手伝いしました。

会場は彼女の大きな笑顔をたくさんのお花が囲み
何百人ものたくさんの方が、それぞれの想いを胸にお別れにいらっしゃいました。

スタッフにとっては、患者会の活動を通しての徳永との思い出が多くなりますが
彼女は患者会の代表としての活動だけでなく、もともとグラフィックデザイナーであり
着付け講師、着物関係のお仕事も多くこなしていました。
また、バンドでの演奏や阿波踊り、中国茶や旅行と大変幅広い趣味を持っており
彼女がどれだけ多くの方々に慕われ愛されていたかを改めて実感しました。

彼女は、「患者同士が同じ病気の事を思う存分話せ、不安な気持ちを共有できる場所をつくりたい!」と患者会を設立しました。
そんな風に、思ったことはすぐに行動する彼女のおかげで
どれだけ多くの患者会の会員が笑顔を取り戻し、生きる希望をもらったことでしょうか。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

彼女は、「雨上がりの空に虹を見つけた時のようなハッピーな気持ちを皆と共有していきたい。」という想いから、この会を【Over The Rainbow】と名付けました。
これからの彼女は、皆さんの心の中の大きな消えない虹となって皆さんを見守っていきます。
活動的な彼女のことですから、ゆっくり休んでなんかいないで
きっとあちこち飛び回っていることでしょう。

私たちスタッフも、今は大きな哀しみの中にありますが
これからは、大きな仕事を終えて旅立った彼女の遺志を継いで
今まで以上に多くの方の心の虹となれるように、患者会を運営していけるように頑張っていきます。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

こちらもどうぞご覧くださいね。
「生きるを伝える」

スタッフ一同