先日、JCOG患者・市民セミナーのお知らせをしましたが、欧米では、臨床研究の実施にあたって、研究の計画段階から患者・市民の意見を採り入れることで、研究の科学的・倫理的な価値を高め、研究の推進を図る試みである「患者市民参画」(Patient and public involvement:PPI)が進んでいます。
日本でも、日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)で、患者参画委員会が立ち上がりました。
そのJCOG患者参画委員会である緒方大医師(国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科)より、メラノーマ患者との意見交換会開催の提案を受けました。
5月のミートザエキスパートの開催の際、皆様からいただいた質問にあったように、メラノーマの治療に関しても明確な基準がないものなども多数ある現状です。
私たちの『当事者としての経験』は、医療者が気づきにくい課題や視点になります。
回答が得られる医療相談ではありません。お互いの立場の違いを理解しながら、協働し、これからのメラノーマ治療がよりよいものになっていくための、意見交換会にしていきたいと思っておりますので、ぜひ皆様の参加をお待ちしております!
- 日時 : 9月1日(金曜) 20時~21時30分(予定)
- 対象 : メラノーマ患者会 会員(ご家族含む)
- 会場 : ZOOMによるオンライン開催
- 申込 : こちらからお申込下さい
※お申込み後、ZOOMより当日の案内メールが届きます。お申込み時のメールアドレスが間違っていると届きませんのでご注意下さい。