8月11日・12日は、国立がん研究センター築地キャンパスで開催された
ジャパンキャンサーフォーラムに参加しました。
メラノーマ患者会【Over The Rainbow】ではブースを2日間にわたって出店しました。
患者会活動の周知、チラシを使ってのメラノーマ早期発見の啓発、グッズ販売をし、
来ていただいた患者会の会員さんと情報交換やおしゃべりしたり、
出店している団体の方々との交流を深めました。
11日の山﨑直也先生のセミナー「悪性黒色腫の最新治療と今後の展望」は、
あらかじめ予約のあった患者さんやご家族の参加で満席となりました。
患者会ではスタッフの杉本がセミナーの司会を務めさせていただきました。
山﨑先生は、講義の冒頭で6月に逝去した徳永を偲び、一同で黙祷を捧げました。
先生の、患者会や代表だった徳永への想いを感じ、胸が熱くなりました。
講義は、いつも先生が「僕は話が長くなるんですよ。」といいながらも
しっかり1時間の中で、皆が聴きたい情報を網羅した上で
質問にもお答えいただき、大変満足度が高いものでした。
先生の質問に対するお答えには、
「ひとりでも多くの患者さんに最善の治療を受けてほしい」という
患者さんへの愛情が感じられました。
セミナーに参加された多くの方がブースに立ち寄っていただいた上に
4名もの方がその場で患者会に入会していただきとても嬉しく思いました。
これからの治療は選択肢も広がっていきます。
それはそれで素晴らしいことですが、選択肢の広がりに伴って
迷いや不安も増えていくことでしょう。
患者会には医療関係者がいるわけではなく
治療面でのアドバイスはできませんが
いろいろな悩みや不安を抱える仲間が
一緒に想いを共有したり、泣いたり笑ったりできる
心の拠り所であるといいなと改めて強く思いました。
さて、フォーラムも終わり、25日は「偲ぶ会&食事会」です。
申込み締切は17日です。
まだまだお席に余裕がありますので
皆さんのお申込みお待ちしております。
新しく入会された方も是非ご参加くださいね!