5/26 北海道のメラノーマ患者と家族のための勉強会&交流会報告

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遅くなりましたが、札幌で行われた勉強会の報告を
主宰した患者会の会員さんからいただきましたので掲載いたします。
写真は勉強会でお話される宇原久先生です。

以下報告です。

「5月26日(土)に札幌エルプラザの研修室において
昨年に続き「大きく変わったメラノーマの治療Ⅱ」ということで
札幌医科大学皮膚科教授の宇原久先生にお話ししていただきました。
11名の方が参加され、札幌市外の方にも来ていただけました。
午前中は宇原先生の勉強会で、最初にメラノーマの治療の歴史から現在の治療、
今後の治療についてわかりやすくお話ししていただきました。
さらに、前日の5月25日に国内で承認になった「オプジーボとヤーボイの併用療法」について
副作用も含め詳しく説明をしていただきました。
治療効果の見方では、「奏効率」「無増悪生存期間」「全生存期間」等の意味について教えていただき
データを見る上で勉強になりました。
また治験についてはその必要性と今まで行われたもの、
結果が出ず終了したもの、現在行われているものの紹介があり
メラノーマに対して難しいながらも現在研究が進んでいる事を実感しました。
午後からの交流会では宇原先生にもご出席していただき
手術後の治療の選択、免疫療法の治療期間など不安な事などを話し合いました。」

札幌での開催は昨年に続き今回が2回目でしたが、
この報告から、参加された方たちにとっては大変有意義なものだったことがうかがえます。
スタッフもできれば参加したかったのですが都合がつかず断念し、とても残念でした。
主宰されたみなさん、お疲れ様でした!

地方にお住いの皆様にとっては、なかなか患者同士が集まれる機会や学べる機会は少ないと思いますが
何人か集まれば「主治医の先生に勉強会をお願いしてみよう!」とか
「お茶会を開催してみよう!」などいろいろなアイデアが生まれると思います。
何かスタッフがお手伝いできることであればご協力いたしますので、どうぞご相談ください!