昨年患者会としては初めて医師との意見交換会を開催しました。今年も先生方より、第2回目の意見交換会開催の提案を受けました。
昨年も何度かお知らせしている通り、臨床研究の実施にあたって、研究の計画段階から患者・市民の意見を採り入れることで、研究の科学的・倫理的な価値を高め、研究の推進を図る試みである「患者市民参画」(Patient and public involvement:PPI)が進んでいます。現在更新準備中である、メラノーマ診療ガイドラインにも、私たち患者会から2名「患者・市民参画」として参加させていただきました。
今回お声がけくださった緒方大医師(国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科)は、日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)で、患者参画委員を担当しており、PPIについてこの皮膚がんやメラノーマの分野でも進めていこうと活動してくださっています。
メラノーマの患者数は増えているとはいえ、まだ希少がんに位置しており、治療に関しても明確な基準がないものなども多く、患者側からすると様々な疑問があると思います。私たちの『当事者としての経験』は、医療者が気づきにくい課題や視点になります。回答が得られる医療相談ではありません。お互いの立場の違いを理解しながら、協働し、これからのメラノーマ治療がよりよいものになっていくための、意見交換会にしていきたいと思っておりますので、ぜひ皆様の参加をお待ちしております!
前回に引き続き、今回も『メラノーマ患者会 会員限定』とさせていただきますので、ご容赦ください。
- 日時 : 10月31日(木) 19時30分~20時30分(予定)
- 対象 : メラノーマ患者会 会員(ご家族含む)
- 会場 : ZOOMによるオンラインミーティング
- 申込 : 下記のお申し込みフォームより、お申し込みください
※お申込み後、後日、患者会よりZOOMの案内メールが届きます。お申込み時のメールアドレスが間違っていると届きませんのでご注意下さい。